導入事例|東京オペラシティビル株式会社
お客様の課題、要望
●働き方の変化:リモートワークの浸透により、働き方だけでなく、ワーカーの意識も大きく変化しています。オフィスと在宅のハイブリッドワークが一般化。リモートワークの3つの課題である「知的生産性」「人間関係の構築」「メンタルヘルス」が顕在化していました。
●18階食堂フロアの陳腐化:建物の構造的なスペックは変えられない中、デザイン的にも機能的にも古い印象は拭えませんでした。
●テナントの減少リスク:食堂利用者の減少をはじめ、出社率の減少による減床リスク、周辺地域の再開発により転出リスクがあり、それによって新規テナントの獲得に必要な顧客体験価値が見えないとの声がありました。
解決策
単に設備や機材、内装を新しくするのではなく、 ビル全体のサスティナブルなリニューアルとリブランディングを目指し、東京オペラシティの「アイデンティティ」と「ポテンシャル」を活かすことを考えました。プロジェクトのコンセプトは「ネオ・クラシックシティ」。「劇場都市」オペラシティらしさを取り入れ、オペラシティが提供する顧客体験価値とブランド体験の再構築につなげました。
既存建物がもつ空間特性や価値を丁寧に引き出し、変化するワークスタイルに柔軟に応える新たな場の創出をめざしました。
高層階ならではの圧倒的な眺望を最大限に活かし、空を眺めながらゆったりと過ごせるラウンジチェアや、窓台と高さを揃えたテーブルの向こうに景色が広がるボックス席を配置しています。また、既存厨房の床面の高さを活用して一段上がったエリアにワークスペースを設け、複数人でのミーティングから個人の集中作業まで、多様な働き方を実現できる構成としました。
また、低層階のガレリア・サンクンガーデンがもつ開放的で格調高い半屋外空間を参照し、スケルトン天井による伸びやかな空間構成を行うとともに、左官研出しなどの素材を用いることで上質さを演出しました。さらに、豊かな植栽を随所に配置することで、利用者のウェルネスにも配慮した環境を整えています。
オペラシティの持つ格式高い空間体験を高層階まで引きこみ、抜群の眺望と掛け合わせることで、低層階のガレリア・サンクンガーデンに続く、第3の庭「ソラニワ」を創出しました。
- クライアント
- 東京オペラシティビル株式会社
- 所在地
- 東京都
- オープン日
- 2025年10月(カフェラウンジ、オープンパントリー)
- 業務内容
- 18Fカフェラウンジ(職域食堂)およびオープンパントリーのリニューアルにおける、企画、基本設計、デザイン監修、運営監修(コーヒー提供会社の紹介、メニュー構築、ユニフォーム・カトラリー類の選定など)
お問い合わせ
NSFエンゲージメントへのご意見、ご質問、ご相談などがありましたら、
ご質問内容に合わせて、以下の連絡先までご連絡ください。
メールおよびお問い合わせフォームからのお問い合わせには、
お返事までに1週間ほどお時間をいただく場合もございます。
あらかじめご了承ください。

