先輩社員の声

堀井 憲房さん
2005年入社 入社当時:ソニーファシリティマネジメント株式会社/体育学部卒
ビジネス部門 リスクソリューション部 災害リスク対策課 統括課長/ CA事業準備室
※インタビュー当時の部署
リスクマネジメントのプロフェッショナル
2005年の入社以降、私は一貫してリスクマネジメントの分野でキャリアを積み上げてきました。
スタートは役員をはじめとするVIP警備や施設警備に取り組んだ後、6万人規模の社員証の一斉切り替えを含めた、セキュリティの統一システムの構築・導入に従事。さらに、防犯機器の設置提案や、新棟立ち上げに伴う新システムの導入にも携わりました。
また、その後所属した部署では、顧客先の災害対策本部の要員としての活動、セキュリティに関する顧客先グループ各社のルール策定、監査人としてガバナンスに携わる一方で、BCP(事業継続計画)の作成サポート、訓練の企画・実施を担当。
一言でいえば、リスクマネジメントに関する社内コンサルタントのようなポジションで仕事をしてきました。
2019年10月の当社が発足して以降は、顧客先のリスクマネジメント及び安全衛生のガバナンス機能を担うリスクソリューション部の災害リスク対策課に籍を置き、国内外問わず、危機管理のポリシーやエスカレーション・ルール(緊急時の連絡者や連絡先などを定めたルール)の策定支援、経営層向けの訓練の運営・実行、担当者向けの訓練の実施といった業務を担っています。
また、安否情報システムをはじめとする各種ソリューションの運営・改善など、社員の安全安心の場づくりに向けたサポートにも力を入れています。

新しいことに挑戦できる場所〜感染症対策ソリューションの事業化にチャレンジ〜
リスクマネジメントに従事する傍らで、最近は2020年10月に新設されたCA事業準備室のメンバーとしても活動しています。
同準備室は、幅広い優れた除菌力を持ちながら、人や素材にやさしいとされる食品添加物殺菌料「クロラス酸水(亜塩素酸水)」を中心とした、感染症対策ソリューション事業「coe’s
air(コーズ・エア)」の事業化に向けた組織です。
この新規事業は、私がこれまで培ってきたリスクマネジメントに関する経験を最大限に生かすチャンスであるとともに、多様なパートナー企業と共同で磨き上げたソリューションをビジネスとして展開する、新たなチャレンジでもあります。
このように、今までは考えもしなかった新たな課題に挑戦できることは、当社の大きな魅力です。「coe's air」の普及を進め、新たなスタンダードとして確立することで、安全安心な社会の創造に寄与していきたいと思います。

圧倒的な熱量、スピード感
ベンチャー企業さながらの圧倒的な熱量、スピード感を兼ね備えている点も、当社の特徴の一つです。
「coe’s
airプロジェクト」を例にとると、「クロラス酸水」を空間に噴霧して、細菌やウイルスを除菌するシステムを開発したスタートアップ企業に出会ったのが新型コロナによる緊急事態宣言下の2020年5月初旬。同月中旬に当社オフィスにそのシステムを導入し、ユーザーとして使用を開始するや否や、社長自らこのシステムを活用したソリューションの開発・事業化を決断。5月末にはさまざまなパートナー企業と交渉をスタートさせていました。
こうした猛烈なスピード感でさまざまなアイデアが次々とカタチになっていくので、仕事をしていても楽しいですし、やりたいことに積極果敢にチャレンジできる。これまで以上にやりがいを感じられる仕事ができるようになっていると思います。

社員が楽しく働くことのできる環境づくりを
今後実現していきたい目標が2つあります。
一つは、「coe’s
airプロジェクト」をはじめ、多くの人が喜んでくださるソリューションを提供すること。もう一つはマネジメントとしての目標で、楽しく働くことのできる環境をつくることです。
せっかく仕事をするのですから楽しいに越したことはありませんし、私と一緒に仕事をする人にも、楽しさを味わってもらいたい。マネジメントとして社員一人ひとりとじっくり話をしながら、楽しんで仕事をするための方法を一緒に考え、必要な支援を行っていきたいと思っています。
ただし、将来にわたって仕事を楽しむためには、しっかりと成長することが欠かせません。その意味で、組織としても個としても、変化を恐れず、時代の流れとともに変わり続けることで継続的に成長していく姿勢を大切にしたいと思っています。
